2014年8月30日土曜日

【栄養コラム】3億分の1の出会い

大阪梅田のパーソナル専門ピラティス&栄養スタジオ

body coditioning studio ”toiro” たけうち です。


こんにちは。
なんだか急に涼しくなりましたね(^^)

「モンブランなんちゃら」
という、秋を予感する商品もよく見ますね!
できれば、四六時中モンブランの中に埋もれていたい( *´艸`)と思うほど、栗星人なわたし。
ステキな季節がやってきますね。

しかーし!来週から、また暑くなるようです。
今年は「秋」がくるのでしょうか(^^)待ち遠しい♩♩

さて、人気絶賛の栄養コラム、ならぬあかちゃんコラム!(笑)

私たちは、もとはたったひとつの受精卵。
お父さんからの精子。その数はおよそ3億個。
目指すは、たったひとつの卵子!
もっとも体力があり、一番早く、そしてもっとも運がいい精子が
卵子と受精できます(^^)パンパカパーン!!

精子の長さは0.05mm。1分間に3mm。
1時間強、泳ぎ続け、やっと卵子に辿り着く。
まさに、3億分の1の出会い


そんな奇跡を果たし、お腹の中で、人として成長していく。
わけですが・・・お母さんにも変化が訪れます。
それが「つわり」

妊娠4週目から11週目までに起こる現象。
  ・吐き気・嘔吐
  ・唾液の増加 
  ・全身のだるさ・頭痛・眠け
  ・匂いに敏感に
  ・たべものの嗜好が変わる など

これらの症状は、妊娠したら誰もが経験するわけではなく、
3割の方はつわりがないそう。
5割以上の方は軽度のつわりがあり、
2割弱の方が、ひどい「つわり」に悩まされているのが現状。

この違いはなんだ?!
そうですよね!なんなんだ!

残念ながら・・・
つわりの原因は、まだこれっという理由は解明されておらず、
・カラダの酸・アルカリのバランス・・・
・ホルモンバランスからくるもの・・・
・ビタミンB群不足によるもの・・・
・赤ちゃんを異物と感知することによる、一種のアレルギー反応
 など、原因はさまざま言われています。

誰もが通ってくる「生命の誕生」というみち。
まだまだ神秘に包まれています。

今回は
酸・アルカリのバランスの観点から考えてみたいと思います。

受精卵は、子宮に着床すると、妊娠10週目まで 猛烈なスピードで人間の形へと成長していきます。
1つの細胞から人間を作る60兆コの細胞に進化していくにあたって、
細胞がその細胞になるには、「そうなりたい!」という欲求が存在するはず。
 世界をみたい!という欲求が網膜の錐体細胞を。
 音を聞きたい!という欲求が耳の有毛細胞を・・・など。
200種類以上もの細胞は、200以上の欲求が長年にわたって生み出されたものなのだとか(^^)

話がずれてしまいました|д゚)!

そう。食事の影響が大きいなと思うこと・・・
カラダの酸性・アルカリ性。

以前、ブログにてお話させていただいた、すっぱい・すっぱくないの話と少し被るところがあります。
つわりの有・無、軽度・重度は、
カラダの酸性・アルカリ性が運命の分かれ道なのだとか!

カラダのpHは弱アルカリに保たれています。
これは、ホメオスタシスという恒常性機能によるもので
血液での呼吸・腎臓での排泄によって維持してくれています。

カラダを酸化に偏らそうとする食べ物は
肉!白米!白パン!白砂糖!

嘔吐は、酸性である「胃酸」を吐き出して、カラダをアルカリにしようとしているのかもという説もあります。

そして、以前お話いたしました羊水
羊水のミネラル配分は、海と同じ

酸っぱいものを食べても、症状が改善されない方。
塩はどうでしょうか。
精製塩・岩塩は「塩化ナトリウム」が99%以上!
精製塩にあたっては、もとは食用ではなく、工業用に作られているものだそう。怖い。
それにより、腎臓にとてつもない負担がかかっています。

天日塩は、海の塩をそのまま乾燥させたもの。
商品によっても様々なのですが、海のミネラルバランスを取り入れることができます。
塩を「塩分」として考えるのではなく、
ミネラル」として摂取していけたらいいなと思います。



長くなってきてしまいました。
結局、「どうすればいいねん!」はい。

①柑橘類・酢の物(できれば黒酢)を1品!
  朝食時、グレープフルーツやレモン・かぼすなどの果物を。
  ジュースの場合、できる限り濃縮還元でなく、
  フレッシュなものを。











②ア○シオや味の○をやめてみる
  海のミネラルをいただきましょう





③いも類を重視。
  小腸や大腸が活性化。
  カラダを弱アルカリ性に保ちやすくしてくれる!



④味噌汁は貝類のものを。
  腎臓が活性化。

⑤白いものを避けてみる
 玄米・黒パン・ライ麦パン・そば・雑穀
 玄米は環境ホルモン・農薬・水銀などの毒を体外に出してくれる。


最後に!
マグネシウム」の摂取を意識!
玄米やほうれん草・納豆・しらす・昆布・アーモンド

マグネシウムは皮膚から吸収できます。
なので、マグネシウムの多いバスソルトもございます!
気になる方がいらっしゃいましたら、コメントくださいませ。






あかちゃんのために「食べないと!」と思うと、余計にしんどくなってしまいます。
まずは、深呼吸。
しらないうちに、呼吸が浅くなって交感神経が優位になってピリピリしているかもしれません。
口から細ーく、全部吐く。そして、鼻からめーいっぱい吸う。
そしてまた口から吐く。





赤ちゃんとの大切な時間。
おかあさんもあかちゃんも、少しでも心地よく過ごせることができますように・・・

長くなってしまいました。
最後まで読んでくださりありがとうございました(^^)



2014年8月25日月曜日

【くみくみさんのごはん】ネバネバ野菜の代表!別名:陸蓮根!なんでしょう~?


大阪梅田のパーソナル専門ピラティス&栄養スタジオ

body coditioning studio ”toiro” たけうち です。

こんにちは。
今週もはじまりました(^^)/
毎日、蒸し熱い日が続きますね。
そろそろ、夏の疲れが出てくるころかもしれません|д゚)!

そんな時は、やっぱり旬のお野菜(^^)

夏だと、火照った体の熱を冷ましてくれる作用があり、
冬だと、身体を温めてくれる作用があります。
これには、紫外線の量も関係しています。
紫外線などから身を守るために、
植物が自ら作り出すファイトケミカル
こういった、ビタミン以外のさまざまな成分がお野菜には含まれます。

夏野菜と言えば
ズッキーニ・きゅうり・枝豆・ピーマン・なす・ミョウガ・じゃがいも・おくら・しそ・モロヘイヤ・ニガウリ・トマトなど
色の鮮やかなものが多いですね。
そんな中でも今日は「オクラ」について(^^)

オクラは、どこの国からやってきたでしょう~?

実は、アフリカ原産。
また、古代エジプトでも栽培されていたようです。
なので、和風にも洋風にもばっちり合うのですね!
実は、日本では昔は観賞用として扱われていたようです。星型でかわいいですもんね!
1970年代から食べる用となっていったそうです(^^


今回くみくみさんは、
オクラ + トマト + お肉 + チーズ の組み合わせ(^^)

オクラのネバネバは、お肉のタンパク質の消化と吸収を助けてくれます♪食べ過ぎで疲れた胃にもやさしい(*^^*)
このネバネバ成分、ペクチンやムチンといった水溶性の食物繊維。コレステロールを回収して排出してくれたり、腸内の善玉菌を増やします。
整腸効果があるので、便秘の方も下痢の方も、積極的に摂取していただけます(^^)
ただ、熱に弱く、溶け出しやすいので、ゆですぎに注意です。
スープやカレーなどの煮込み料理でお汁ごといただけるものだと、上手に摂ることができます(^^)/

オクラの選び方のコツは
・ヘタの切り口が乾いていないこと
・うぶ毛が密集しているもの
・小ぶりなもの←やわらかい


そして、トマトのリコピン。
こちらは油に溶けるので、チーズなどの脂質があるものと食べることで吸収率がグーンと上がる!
リコピンの抗酸化力はβカロテンやビタミンAを上回ります。

鶏肉は9種類のアミノ酸がバランスよく含まれていますし、
チーズはビタミンAやB2 が豊富。発酵・熟成により、消化吸収しやすい(^^)


おっと!これは食べたくなってきました!最強メニューだ!

今夜の1品にいかがでしょうか(^^)/


◎◎◎◎◎チキンとオクラとトマトのとろ~りチーズ◎◎◎◎◎






◎◎◎◎◎◎◎RECIPE◎◎◎◎◎◎◎◎



【材料】
鶏肉  →一口大にカット。
トマト  →大きめにゴロゴロカット。
オクラ  →斜めに2分の1。
チーズ
ブラックペッパー
(クレイジーソルト)
エキストラオリーブオイル
塩  ひとつまみ
あれば、オレガノ

【作り方】
①鶏肉に酒・塩(ひとつまみ)をまぶし、揉む。
②①の鶏肉をオリーブオイルで焼く。
③焼き目が付いたら、オクラ→トマトの順で投入。
④色が変わらないうちに、チーズを上にかけ、蓋をする。
⑤チーズが溶けたら、ブラックペッパー・塩
  あれば、オレガノで味を調えて、完成(^^)
  チーズにも塩分が入っているので、塩のかけすぎにご注意ください(^^)





2014年8月19日火曜日

【栄養コラム】内臓からのsign!キャッチ!

大阪梅田のパーソナル専門ピラティス&栄養スタジオ

body coditioning studio ”toiro” たけうち です。


こんにちは。
お盆があけました。
荒れ荒れ天気のお盆になってしまいましたが、
みなさんどんなお盆を過ごされましたか?

私は、おじいちゃんの家に行ったり、高校時代の友人に会ったりと

リフレーッシュ!いたしました(^^)
おじいちゃん、元気そうで嬉しかったのですが、
ただ…上のシャツをズボンインではなく、パンツインにしていたのが、衝撃でした。
「脱ぐとき、一気に脱げて便利なんじゃ。」
なるほど。
昔からなにごとも、「どうしたら効率的になるか」を考えていたそう。
効率的・・・私にとって課題です!
おじいちゃん、ありがとう!

そんな休日を過ごしていました(^^)



さて、休みもあけ、さまざまな気持ちでお仕事に向かわれると思います。そんななか。

ちょっとしたカラダの変化。気になることないですか?

例えば、

①便秘や下痢が交互に入り混じる
②よく口が渇く
③口の中を噛む
④ガスがたまる
⑤皮膚のかゆみ
⑥鼻水がでる  
⑦頻尿感    など…
これらはそれぞれ「潜在的なココロ」が表れていることがあるそうです。

①だと、焦りや緊張・追われていることがある

②は、やりたいことを実行できていないことがある
③は、焦りや嫉妬、甘えていたい気持ちがある
④は、なかなか形にならないことへの不安やいらだち
⑤は、後悔・逃げ出したい・恐れ
⑥は、考えがまとまらない
⑦手放すことへの恐れ

思い当たることないですか?

一概には言えませんが、
このように内面的なことが外に現れる。
これは、「栄養」云々ではなく「臓器」からのサイン
東洋医学における「五行論」です。

五行の考えでは

五臓(肝臓・心臓・脾臓・肺・腎臓)の5つ。

肝臓

ホルモンバランスの乱れによる症状
→お肌の調子がよくない・疲れやすい
 「急ぎ足」で歩くことが多くなる
 不機嫌で、「怒り」を自覚しにくい



心臓

血液循環不良による体温調節不良
→貧血・低体温・手足の冷え
 現実的な夢をよく見る
 凝視することが多い
 動揺することが多く、「喜び」を自覚しにくい



脾臓

腸の蠕動運動不調による排泄不良
→便秘・軟便・下痢・食べ過ぎ
 座りっぱなしが多くなり、すぐ人に頼む
 なにかと疑い深くなる



呼吸が浅いことに起因する精神的孤独感
→空咳
 頭がボーっとしていて、いくら寝ても疲れがとれにくい
 不平不満が出やすい。「悲しみ」を自覚しにくい

腎臓

頻尿・尿漏れ・排尿痛など排尿一般の問題
→むくみ
 まっすぐ姿勢を正しく立つことができない
 激しく頑張り、激しく落ち込む



このそれぞれがアンバランスになったとき

恒常性機能(ホメオスタシス)の異常として表れてくる。



栄養はもちろん大事!

だけれども、気持ちのこと、生活のこと、いろんなことが
組み合わさって今がある。

コントロールできること・できないこと

いろんなことがある中で、
まず、自分の今の状況を「知る」ということが大切だなと
感じています。


では、お昼からもファイティーン!!(^^♪


2014年8月9日土曜日

【栄養コラム】あかちゃんの腸のはなし

大阪梅田のパーソナル専門ピラティス&栄養スタジオ

body coditioning studio ”toiro” たけうち です。


こんにちは♩♩

今日のコラムは、前回に引き続き、またしても
あかちゃんについて(^^)

あかちゃんはいつから、味を感じて、好き嫌いを判断するのでしょう?

それは、「生まれる前」だそうです。
味を感じる細胞。味蕾。
この味蕾は妊娠7週目ころから作られ、ピークは妊娠5か月~生後3か月だといわれています。




おなかの中のあかちゃんは、
味覚が発達しておかさんの羊水を味わっています。
この羊水。前回の母乳にも関連しますが
やはり「おかあさんが食べたもの」でできています。
おかあさんが妊娠中によく食べていたものをこどもも好きになるという話もあるそう。
そこで、生まれたばかりの赤ちゃんでも味に対するこだわりがあるそうです。
甘いものはエネルギー源だ!と思って受け入れ、
酸っぱいものは腐っている!
苦い味は毒だ!と感じて、本能的に識別できる能力もあり、
とっても敏感に味を感じています。

そんなあかちゃん。
母乳以外のものを与えるタイミング、
いろいろ説があるのですが
そのなかでひとつご紹介させていただきます(^^)


あかちゃんの腸は意図的に浸透性のよい構造になっています。
成人でいうリーキガット症候群(腸管浸漏症候群)といわれる、
漏れやすい腸と同じような状態。
本来、吸収しない大きさの分子のものを
粘膜に炎症などが起き、大きい分子のまま吸収されてしまう現象。このことにより、さまざまな不調を引き起こします。
とても大切なことなので、またお話ししたいと思います(^^)




なぜにあかちゃんの腸が、こんな状態なの?!
それは、母乳からの「免疫成分」が腸内で消化されずに、
そのまま吸収できるようにしているため。
6か月以降は腸壁の細胞と細胞の間はだんだん閉まっていき、
3歳ごろにきっちり詰まると言われいています。
また、腸内細菌もきちんと生息しておらず、消化能力が低いのです。

この状態のところに、早くから母乳以外のものを与えると
大きい分子のまま血液に入ってしまって食べ物を「異物」として感知し、
アレルギーやアトピーなどを引き起こすリスクがグーンと上がります。

母乳の出が悪い場合やどうしても欲しがるときは
搾りたての果汁」を!
まずはスプーン1杯の果汁を23倍の水で薄めて与える。
素材は すいか・りんご・なし・ぶどう・なし
※かんきつ類はアレルギー性やや高いので注意です。

生後6か月になると、母乳からの鉄分が減ってくるので
野菜ジュースで補給することもよい。
素材はサニーレタス・リーフレタス・小松菜・ホウレンソウ(少量に・・・赤ピーマン・人参・きゅうり)をジューサーなどで細かくし、これまた、薄めたものを。
穀類は、早いうちに与えると
消化器官が未発達なあかちゃんは、消化器官内で発酵してしまう。1歳になってからがよいとされています。



余談ですが、
脂肪細胞の数が決まる時期。3回あると言われています。

1回目:妊娠末期のラスト3か月。
2回目:乳児期(1歳までのあいだ)
3回目:思春期
妊娠28週ころから、おかあさんがたーくさん食べていると
あかちゃんの脂肪細胞が増えすぎてしまうということ。
一度増えた脂肪細胞は減ることはないのです。



そんなこんなで、とても大切な時期なのには変わりはないのですが、
あかちゃんの腸はなんでも通しやすいこと。
このことを考えて、選んでいけたらいいですね(^^)

今日はすごい雨です。電車も止まるほど(>_<)
みなさん気を付けてくださいね。


では、1週間おつかれさまでした♪